みなさん、こんにちは!
2025年1月のkintoneアップデート情報について紹介していきたいと思います。
テーブルの行追加操作が横スクロール不要で行なえるように
テーブルフィールドの行追加・削除ボタンが、常に画面右側に表示されるようになりました。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-01.html#point1
これまでは、横に長いレイアウトのテーブルは行の追加や削除を行う際、右端までスクロールしないとボタンが出てきませんでした。今回のアップデートで常に画面の右側にボタンが表示されるようになるので、スクロールをしなくても行の追加・削除ができるようになりました。
テーブルフィールドは明細情報の入力や申請の詳細情報を入力するときなどに使われることも多いですよね。明細情報や申請詳細の入力は、必要な項目が増えていくと横に長くなりがちかと思います。行を追加するたびにスクロールしていたことを思うと、操作の手間が1つ減った形になりますね。
情報の種類を指定して検索できるように
「新しい検索画面」が正式リリースされました。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-01.html#point2
12月のアップデート情報でご紹介した「新しい検索画面」が正式にリリースされました。
キーワード検索だけでなく絞り込み条件を指定して検索できるようになりました。詳細についてはこちらの記事に掲載していますので、ぜひご覧ください!
複数のメールアプリケーションが利用できるように
「メール共有オプション」で複数のメールアプリケーションが利用できるようになりました。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-01.html#point5
これまでは「メール共有オプション」で使えるアプリは1つのみだったため、「営業部で利用する」など、1つの部署や業務での利用が中心でした。
今回のアップデートで、代表メールアドレスごとにアプリの設定が可能になるため、「営業部で利用しているアドレス」「人事部で利用しているアドレス」など、アドレスに紐づけて、部署ごとにアプリを分けての利用が可能になりました。
メールアプリケーション内のメールに対するアクセス権を設定できるように
メールアプリケーション内のメールに対してアクセス権を設定できるようになりました。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-01.html#point6
これまではアプリケーション内にあるメールに対して、アクセス権の設定を行うことができなかったので、全ての利用者がメールの「閲覧・編集・削除・送信」ができるようになっていました。今回のアップデートで、アクセス権を「組織/ユーザー」単位で設定できるようになるので、部署ごとに閲覧可能なメールの設定を行ったり、削除ができるユーザーを限定することなどが可能になりました。
「サイボウズ Office スケジュール連携」プラグインの追加
クラウド版サイボウズ Officeのスケジュールと連携するプラグインが追加されました。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-01.html#point7
クラウド版サイボウズ Officeに登録されているスケジュールとkintoneを連携するプラグインが追加されました。このプラグインの追加により、kintoneのレコード詳細画面からサイボウズ Officeのスケジュールを検索したり、新しく登録したりできるようになりました。また、サイボウズ Officeのスケジュール詳細画面に、関連付けたkintoneのレコードの情報を表示することもできます。
サイボウズのkintoneアップデート情報には利用例も載っていますので、ぜひご確認ください!
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-01.html#point7
最後に
1月のアップデート内容をご紹介しました。
上記で紹介した機能の他に、プロセスで代理承認の設定が可能になる機能も開発中とのことです。代理承認は、実行可能なユーザーを誰にするかしっかり考える必要がありますが、例えば「部長がいなくて急ぎの承認がされない!」という時に副部長が代わりに承認が行えるように設定することも可能なので、追加されると嬉しい方も多いのではないでしょうか。(開発中の機能について)
1月のアップデート情報は内容が盛り沢山でしたね。みなさんも是非チェックしてみてください!