【開催レポ】ウィルビジョンZOO 第4弾

みなさん、こんにちは!
今回は、2026年6月10日に行われた弊社主催イベント「ウィルビジョンZOO」の模様を一部お届けします。

今回も、弊社のお客様がご参加いただけるイベントとして、現地会場(サイボウズ名古屋オフィス)とオンラインで開催しました。現地会場とオンライン合わせて約30名のお客様にお越しいただきました!!

ウィルビジョンZOOとは?

ウィルビジョンには「動物園」のように個性豊かな専門知識を持つメンバーが在籍しています。
本イベントは、そんなウィルビジョンメンバーと一緒に、さまざまな角度からkintone活用のヒントを見つけていくイベントです。

ウィルビジョンZOO 第4弾 オープニングスライド

第4弾となる今回は、「システム導入だけでは解決しない!業務設計と他システム活用で拓く現場DX」をテーマに、3つのセッションをお届けしました。

  • セッション①:kintoneアップデート & 厳選プラグイン活用術
  • セッション②:導入ノウハウ:入れるだけからの脱却!成果に繋がる業務設計
  • セッション③:製造業成功事例:kintone × 他システム連携で拓く現場DX

現場目線と経営目線、両方の視点から「kintone活用のヒント」を凝縮してお届けしました。
それでは、当日の様子を順番にご紹介していきます!

イベント内容

当日は下記のような流れで進んでいきました。

  • オープニング
  • セッション①
  • セッション②
  • セッション③
  • 質疑応答・アンケート
  • クロージング
  • 交流会 ※現地会場限定

オープニング

まず最初に、代表の内川より本イベントの趣旨やウィルビジョンの紹介を行いました 。
続いて、本編のセッションへと繋がるテーマとして、「kintoneは導入がゴールではなく、どれだけ活用し続けられるかが重要である」といった、成果に繋がるポイントについてもお話ししました。

セッション①:kintoneアップデート & 厳選プラグイン活用術

kintoneは毎月第2日曜日にアップデートが行われており、プラグインの数も400個以上と、できることや機能が毎月増え続けています!

セッション①では、現在取得可能なkintone認定資格を全て取得しているコンサルタントの長屋が登壇。「何を選べば良いのか分かりにくい」という今の状況に対し、特に注目のアップデート情報と、現場で役立つ厳選プラグイン活用法をデモを交えながら解説しました。

kintoneアップデート

まずは少しずつ改良が進んでいる【検索系】のアップデートからご紹介しました。

  • 英単語の部分一致検索
    ルックアップ取得時に英単語の一部でも検索が可能に。1文字から検索可能になったので、コードや商品名を全て覚えていなくてもスムーズに検索ができるようになりました。
    2026年3月アップデート
  • 特定キーワードの除外検索
    全体検索やアプリ内検索で、特定のキーワードの除外検索が可能に。沢山のデータの中から「 – 除外したいキーワード」で目的のレコードに辿り着きやすくなりました。
    2026年4月アップデート
英単語の部分一致検索
特定キーワードの除外検索

セッション① ルックアップの部分一致検索デモ

続いてご紹介したのは【データ活用系】のアップデートです。特に、管理者の方が知っていると活用の幅が広がるアップデート内容となっていました!

  • レコードコメントのファイル書き出し
    バックアップの時や、どんなことが課題になっているのか等の分析に活用することができます。ただし、レコードのファイルとコメントのファイルは分かれて出力されるので注意が必要です!
    2026年3月アップデート
レコードコメントのファイル書き出し

続いてご紹介したのは【セキュリティ系】のアップデートです。トラブル防止のためにも絶対に知っておきたい内容ですね!

  • アプリ管理権限の付与設定
    「Everyone」グループへのアプリ管理権限の付与を禁止できるようになりました。アプリ作成者が誤って全員に権限を付与することを防ぐことができます。
    2026年3月アップデート
  • ファイル書き出し権限の付与設定
    「Everyone」グループへのファイル書き出し権限の付与を禁止できるようになりました。全員への書き出し権限を制御することで、データ持ち出しリスクを下げ、データ保護の強化にもつながります。
    2026年5月アップデート
アプリ管理権限の付与設定
ファイル書き出し権限の付与設定

最後にご紹介したのは【外部連携系】のアップデートです。2026年5月にリリースされたばかりのアップデート情報です!

  • 「連携コネクタ」リリース
    kintoneとGaroon、Microsoft 365をノーコードで連携できる「連携コネクタ」がリリースされました。メールの内容を自動でkintoneへ連携することができるようになりました。
    2026年5月アップデート
「連携コネクタ」リリース

イベントでは一部をピックアップしてご紹介しましたが、kintoneには便利な機能が毎月追加されています。今後のアップデート情報にも期待大ですね!
ウィルビジョンからもHPのブログなどで毎月ご紹介していく予定ですので、気になる情報がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください♪

厳選プラグイン情報

アップデート情報の後は、実際にウィルビジョンが案件で使用し、効果を実感しているプラグイン「k-Report」をご紹介しました。セミナーで解説した課題・解決策・活用ポイントを簡単にご紹介します!

1. k-Report(帳票プラグイン)

  • 課題
    kintoneにはデータが蓄積されていたものの、帳票出力については、kintoneから出力したCSVを専用の印刷システムに取り込む運用や、運送会社の送り状・ラベルなどの不定形帳票を手書きする運用をしていました。
    そのため作業負荷が大きく、さらに専用の印刷システムが導入されていない拠点では帳票を出力することができない状況でした。
  • 解決策
    独自レイアウトで不定形の帳票にも対応し、さらに出力時にデータ加工ができる『k-Report』を活用し、kintone上で帳票出力できるようにしました。
  • 活用ポイント
    kintoneでは出力が難しいと思われていた特殊な帳票も『k-Report』の活用で実現し、kintoneにログインできれば、どこからでも帳票を作成できるようになりました。
    それにより、印刷の手間や、出力環境の制限が解消され、業務効率の向上と属人化の解消につながりました。

セッション②:導入ノウハウ:入れるだけからの脱却!成果に繋がる業務設計

セッション②では、代表の内川が登壇し、「システム導入の前に、本当にやるべきこと」をテーマに、成果に繋がる業務設計についてお話ししました。
システムは導入するだけで勝手に良くなるという希望的観測を捨て、期待した効果を自ら作り出しに行く必要があります。そのために欠かせないのが「業務設計」です。

業務設計のポイント

  1. 業務整理(いまを正しく捉える)
    ・誰が、いつ、どのように、どれくらいの頻度で行っているか、今の業務を見つめ直す。
    ・今の業務は、今後も必要な業務なのか疑ってみる。
    ・今の業務のやり方の前提や順序を入れ替えることができないか探ってみる。
  2. 運用設計(仕組みと未来を描く)
    ・人じゃなくてもできること(自動化など)はないか、誰が担うかを再配置する。
    ・やり方を変えたとき、どんな仕組みなら回るのかを設計する。
    ・今は手を出せていない「新しい価値創出」まで踏み込む。

セッション② 運用設計のポイント

業務設計を行うことで、「ただのシステム導入」から「価値あるシステム導入」 へ昇華させることができますが、これは決して簡単なことではありません。「業務のプロ」であるお客様と「システムのプロ」である私たちが、お互いの領域を理解しあって、「共通言語」をつくることが必要になってきます。

だからこそ、ウィルビジョンでは、「お客様の『今』ではなく『未来』に合わせて、システムをつくる」という思想を大切にしています。

このセッション②のテーマについては、ご参加いただいたお客様からも「業務設計の大切さや考え方が深く理解できた」「改めて自社の業務を見直してシステム化を進めたい」など、多くの共感の声をいただきました。

セッション③:製造業成功事例:kintone × 他システム連携で拓く現場DX

セッション③ではコンサルタントの比嘉が登壇。セッション②で語られた「業務設計の思想」を、実際のシステムにどう落とし込んだのか、具体的な事例を交えて解説しました。

kintoneは非常に柔軟なシステムですが、自社の業務すべてをkintoneだけで完結させようとすると、かえって複雑になり運用が破綻してしまうことがあります。そこで比嘉が強調したのが、あえて「kintoneだけにこだわらない」という「適材適所」のシステム構成です。

業務設計による適材適所で、より良いシステムを実現

kintoneは、業務に合わせて自由にアプリをつくることができますが、逆にいえば、すべてつくらなければいけません。
一方、特定の業務・機能に特化した「パッケージ」には、一般的な機能があらかじめ備わっています。

そのため、どちらか一方だけを使うのではなく、それぞれの得意に合わせて、業務設計を行うことで、いいとこどりをしたより良いシステムを作ることができます。

  • kintone(柔軟性・スピード)
    各現場での柔軟な情報登録や、部門間のコミュニケーション、独自のワークフローなど、独自の運用が強みになっている業務を担います。
  • パッケージ(堅牢性・標準ノウハウ)
    請求管理や、在庫管理・在庫評価、月次集計・法対応など、堅牢な仕組みが必要な業界標準業務を担います。

kintoneとパッケージを使い分けた製造業での事例

セッションの後半では、これまでの話を踏まえた事例をご紹介しました。
受注・発注・生産計画・リアルタイム在庫管理など、柔軟な運用が求められる業務はkintoneで構築し、確定在庫の管理や在庫評価額の計算など、正確性や堅牢性が求められる業務はPCAクラウドで実現した事例です。

出荷から売上計上、生産計画、製造に伴う製品在庫の増加・部品在庫の減少、在庫確認などの一連の運用とシステムのイメージもご覧いただきました。

セッション③ kintone × 他システム連携で拓く現場DX

まとめ:業務設計×他システム連携という選択肢

セッションの最後に比嘉がセッション③のポイントについてまとめてくれました。

kintoneではできないとあきらめていた業務でも、他システムとの連携によってシステム化を実現して、「新たな価値」を生み出せる可能性があります。
業務設計と他システム連携を組み合わせることで可能性はさらに広がります。

自社に一番合う仕組みづくりに迷われた際は、ぜひウィルビジョンまでお気軽にご相談ください!

クロージング

イベント最後のクロージングでは、代表の内川よりウィルビジョンのサービスについて、改めてご紹介しました。

私たちは今後も、皆さまの業務や意思決定に寄り添う伴走支援を行っていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします!

交流会

交流会では、オフレコトークということで、来場された方の具体的なお悩みやセッションを通しての疑問を沢山伺うことができました!
今回のセミナーテーマである「業務設計」に関しても、沢山のご感想を直接お聞きすることができたので、皆様の関心が非常に高いテーマだったことが改めて分かりました。

アンケートでは、企画してほしいイベント内容や今回のイベントに対するご感想を沢山いただいたので、次回イベントの参考にさせていただきます!

ご参加いただいた皆様、ご協力していただいた皆様、ありがとうございました!


【初めての方へ】

まずはお気軽に無料相談から始めませんか?

kintoneの導入やカスタマイズ、活用方法のお悩みなどについて、初回無料でご相談いただけます。
お客様それぞれの声をしっかり聞いて、その先にある課題や可能性を見つけ、ご提案します。

皆様の挑戦に、個性豊かなメンバー一同、全力で伴走させていただきます!


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