kintoneアップデート情報(2025年3月)

みなさん、こんにちは!
2025年3月のkintoneアップデート情報について紹介していきたいと思います。

アプリの管理を行えるユーザーをシステム管理者が制限できるように

kintoneシステム管理の「アクセス権」の設定で、環境内のアプリ管理を行えるユーザーを制限できるようになりました。

https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-03.html#point1

kintoneシステム管理の「アクセス権」の設定で、kintone環境内のアプリ管理を行えるユーザーをシステム管理者が制限できるようになりました。システム管理者によってアプリ管理を禁止されたユーザーは、アプリごとの設定内容によらず、どのアプリの管理も行うことができません。

これまではアプリごとに管理できるユーザーを設定していたので、システム管理者が統制しながら、アプリの管理ユーザーを設定することが難しかったです。今回のアップデートにより、アプリ管理者をシステム管理者が一貫して管理できるようになったので、予期せぬユーザーに管理権限を付与することを防ぐことにもつながります。社内のkintone利用ユーザーが増えたり、利用するアプリが増えるほど、統制が取りづらくなるので、そこに対応した形ですね!

「レコードのアクセス権」の設定が保存できない場合に、画面上部にもエラーが表示されるように

「レコードのアクセス権」画面で、エラーで保存できない場合に、画面上部にメッセージが表示されるようになりました。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2025-03.html#point2

「アプリ設定」の「レコードのアクセス権」の画面で、設定にエラーがあって保存できないとき、画面上部にもエラーメッセージが表示されるようになりました。これまではエラー箇所の近くにしかメッセージが表示されていなかったので、保存ボタンを押した際にエラーが出ているのかが分かりづらく、スクロールして状況を確認する必要がありました。

エラーメッセージの表示(アップデート後)

今回のアップデートにより、保存ボタンを押した際に、画面上部にエラーメッセージが表示されるようになり、設定内容に不備があるということが、すぐに分かるようになりました。

最後に

3月のアップデート情報についてご紹介しました。

上記で紹介した内容の他に、コマンドラインツール「cli-kintone」の添付ファイル操作でリトライを行う機構の追加やプラグイン開発時のプラグイン名の表示言語追加も、今回のアップデートで行われます。

みなさんも是非チェックしてみてください!

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